昨日までのSNSで発信するぞ!という意気込みは、病的な軽そう状態だったようだ。
なんで分かったかって、今朝起きた瞬間うつ状態だったから。
うつ状態の自己診断
病的に元気になっている(そう状態)場合、揺り戻しが起きて、そう状態が元気であればあるほどそのあとに来るうつ状態も重くなる。
元気で動き回っているのか、病的なそう状態なのか、自分で気づくのはなかなか厳しい。
もう患ってから15年以上経っているのに、情けない話だが本当に気付かない。
病状が寛解してから5年ほど経っているので久々だった、という言い訳でもしておこう。
今回どのくらいうつ状態が続くかわからないが、医者に行かなくても、自分で「うつ状態」とはっきり診断できるのは大きい進歩だと思う。うつ状態がキツイことに変わりはないが、少なくともパニックにはならない。
うつ状態の時にやること
うつ状態と判断できれば、やることは単純だ。
休む。寝る。何も自分に課さない。
苦しいだけの日々、いつ明けるかわからない恐怖、明けても未来が見えない絶望。すべてに耐えてとにかく命を存続させる。
うつ状態が明けたら、この絶望から抜けられるなんて甘い。少なくとも、双極性障害の人は一生この波と付き合っていかなくちゃいけない。もしかしたら、その覚悟を一生試され続ける、そんな人生かもしれない。
なんで生きるのかなんて、理由は必要ない。人生で起きることがすべて罰のように感じても、それでも生きる。死ぬまで不幸かもしれないが、寿命を全うする。
心の中の孤独な戦い
私は心の中に恨みが鬱積しているタイプだ。ここで使っている『恨み』という言葉は、あくまで近い表現であって、実際には言葉では表現できるレベルのものではない。
この感情をどこにも出さず、誰にも迷惑をかけず、心の中で抑え込んでいる。
ただ生きているだけで、疲れるのはこれが原因だ。他人には絶対に分からない。心の中でこの爆発寸前の感情を常に抑え込んでいるから、常に疲れる。
この鬱積した感情の炎を消すことはできない。でも、弱めることはできるし、弱めた状態を維持することもできる。抑え込む力を鍛えることもできる。
誰もその葛藤に寄り添ってくれる人はいない。理解してくれる人も、助けてくれる人も、教えてくれる人もいない。すべて自力だ。
この孤独な戦いに勝ったものだけが生き残れる。双極性障害は自殺率がかなり高いと聞くが、この日々の壮絶さを知っている私には、それが理解できる。
私は、人知れず心の中で燃え続ける苦しみと共に生き、戦い抜いて人生を全うしたい。